こんにちは!
野菜ソムリエプロ・やすながひろきです!
今回は【食生活のあれこれ】と題して【炭水化物とビタミンB1】について紹介します!
・炭水化物の役割や働き
・炭水化物と一緒に摂るといいビタミンB1
お話ししていきます!
炭水化物
まず【炭水化物】について・・・
炭水化物は身体を動かすのに必要なエネルギーを供給してくれます。
炭水化物は【糖類】と【食物繊維】からなる栄養素で、エネルギーとなるのは主に糖類です。
糖類の多くは「多糖類(でんぷん)」の形で摂取されて「少糖類(ショ糖)」から「単糖類(ブドウ糖)」へと消化・代謝をされていきます。
身体を動かすエネルギーになるのは「単糖類(ブドウ糖)」です。
ご飯や食パンをしっかり噛んでいけば次第に甘くなっていく経験はありませんか?
これは唾液に含まれるプチアリン(唾液アミラーゼ)と言う消化酵素が「多糖類(でんぷん)」を「少糖類(デキストリンや麦芽糖)」へと消化するからです。
このアミラーゼは大根にも多く含まれている消化酵素で「大根が消化にいい」のもアミラーゼの働きがあるからです。
炭水化物の糖類とは別の栄養素が【食物繊維】です。
食物繊維とは身体の消化酵素では消化が難しい「難消化性成分」の総称となります。
食物繊維はあまり消化されないまま大腸へと行き、大腸にある腸内細菌によって発酵されて、排泄されます。
排泄されるときに大腸に残っている不要なものも巻き込んでくれます。
そのため食物繊維は「お通じをよくする」だけではなく腸内の環境を整えてくれる「整腸作用」としての役割もあります。
また食物繊維には大きく分けて「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」とがあります。
それぞれの効能として・・・
・不溶性食物繊維・・・便秘や大腸ガンを予防する働きが期待される
・水溶性食物繊維・・・血清コレステロール値の抑制や糖尿病予防が期待される
炭水化物を多く含む食品として・・・
お米・小麦・いも類・果物などがあります。
炭水化物に含まれる糖類がエネルギー供給されるには「単糖類(ブドウ糖)」へと消化される必要があります。
この単糖類に消化することをサポートしてくれるのが【ビタミンB1】です。
ビタミンB1
炭水化物と一緒に摂るといいのが【ビタミンB1】です!
ビタミンB1は【チアミン】もしくは【チアミン】を含む成分名で表記されることもあります。
ビタミンB群の1つでほかの栄養素や酵素の働きを助ける【補酵素】になります。
ビタミンB1は糖類の消化をサポートしてエネルギーの産生を助けてくれます。
そのため【疲労回復】や【夏バテの防止】に効果があります!
そのほかビタミンB1の効能は・・・
・腸管運動の促進
・神経の正常な働きの維持
などがあります!
ビタミンB1を多く含む食品に・・・
豚肉・豆類・種実類・玄米・ライ麦パンなどがあります。
特に豚肉はビタミンB1を多く含んでいます!
ビタミンB1の摂取量があまりに少ないと欠乏症となり様々な健康被害を起こします。
欠乏症としてとくにこわいものが「脚気(かっけ)」です。
脚気はビタミンB1不足が主な原因で、心不全や末梢神経障害を引き起こします。
症状がひどくなると足の先から壊死していくので脚気と呼ばれました。
豚肉を食べる習慣のなかった明治時代以前や戦時中に多く見られた欠乏症です。
インスタント食品を多く食べる現代の食習慣でも脚気ほどの症状はめったにないものの「チアミン欠乏症」に注意が必要です。
大切なのは生鮮食品をバランス良く食べることです!
「食べる」ことは「人を良くする」です!
まとめ
炭水化物は糖類と食物繊維からなる栄養素で【糖類はエネルギー源】となり、【食物繊維は整腸作用など】の働きがあります。
また糖類がエネルギーになるのをサポートするのがビタミンB1で、ほかにも腸管運動の促進や神経の機能維持などの働きがあります。
昨今は「糖質ダイエット」など炭水化物を食べない人が多く見られます。
炭水化物は糖類を含んでいますが、これはエネルギー源になる大切な栄養素の1つです。
炭水化物とビタミンB1の取り合わせのように、重要なのは「バランス良く食べる」ことや「適度な運動をする」「規則正しい生活習慣をおくる」ことです。
これらを心がけていれば、むしろ過度な糖質ダイエットのように、体重だけに注目したようなダイエットの方が生活習慣リスクが高いと言えるでしょうか。
またビタミンB1は疲労回復を目的に多くの栄養ドリンクに配合されています。
ビタミンB1の疲労回復は「炭水化物や糖類からエネルギーを作る」ことなので、そもそもしっかりと食事をしていなければ効果が期待できないものです。
これからも栄養素の取り合わせなどについて書いていこうと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
野菜ソムリエプロ・やすながひろき

